真言宗智山派の大本山成田山新勝寺。成田のお不動様として全国にその名が知られ、三が日で約300万人(寺院では全国1位)が参拝。

 ご本尊は弘法大師が敬刻開眼した不動明王で、開山以来ご信徒のお願い事の成就を祈る御護摩祈祷が大本堂で行われています。

境内には江戸時代に建立された三重塔など国指定重要文化財5棟をはじめ現代建築の粋をこらした諸堂伽藍と、四季折々の美しさを楽しめる165,000㎡にも及ぶ大庭園「成田山公園」があります。

 堂内の御本尊不動明王は、向かって右に矜羯羅童子、左に制咤迦童子を従えています。また、四大明王や平成大曼荼羅などが奉安されています。

12月28日(水)には、御本尊不動明王へ1年間の御加護を感謝する行事「納め不動納め札お焚き上げ柴灯大護摩供」が行われます。

【三重塔】

   

総高は25mで塔内には大日如来を中心に五智如来が奉安され、周囲には「十六羅漢」の彫刻がめぐらされています。雲水紋の彫刻がほどこされた各層の垂木は一枚板で作られた珍しいもので、一枚垂木と呼ばれています。

【釈迦堂】

 仏教を開いた釈迦如来や、普賢、文殊、弥勒、千手観音の四菩薩が奉安されています。周囲には、五百羅漢や二十四孝の彫刻がほどこされ、江戸時代後期の特色をよく残している総欅づくりの御堂です。厄除お祓いの祈祷所です。 

【光明堂】

江戸時代中期の貴重な建物です。大日如来、愛染明王、不動明王が奉安されています。後方には奥之院の洞窟があり、毎年、祇園会に開扉されます。

【額堂】

ご信徒から奉納された額や絵馬などをかける建物で、江戸時代に奉納された貴重な絵馬や、様々なモチーフの彫刻は、目を見張るものがあります。

【仁王門】

門の左右に密迹金剛、那羅延金剛の二尊が奉安され、昔から成田山の門を守ってきました。

※境内における新型コロナウイルス感染防止対策を継続いたしますので、皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。

 

〈境内での対策〉

 

○御護摩祈祷での手荷物加持の中止

○堂内の換気の徹底

○堂内への入場規制

○受付、御守受場への飛沫感染防止ビニールガードの設置

○消毒液による定期的な清掃

○アルコール消毒液の設置
〈ご参詣される方へのお願い〉

○ご来山の際はマスクの着用と手指消毒にご協力ください。
対策内容に変更がある場合は随時、最新情報にてお知らせいたします。「成田山新勝寺」で検索。

新春特別大祈祷会

日時
1月元日(日)0時~・11時~
2日(月)~28日(土)11時~
場所
成田市成田1
JR・京成成田駅から成田山新勝寺まで徒歩10分
駐車場
周辺に有(有料)

お問い合わせ

TEL:0476-22-2111