ジャーナリスト楚人冠ってどんな人?

 杉村楚人冠記念館では、夏休み特別展示「ジャーナリスト楚人冠ってどんな人?」を開催しています。

 この展示は、明治から昭和にかけて活躍したジャーナリスト杉村楚人冠の生涯と業績を子どもから大人までわかりやすく紹介しています。

 ジャーナリズムや文学、歴史に興味がある方々にとって、杉村楚人冠の多面的な魅力を知る貴重な機会となっています。

 楚人冠は、どのような人生を歩んで、どのようなことを成し遂げたのでしょうか。

 展示は、四つのテーマで構成されています。

①和歌山での少年時代
少年時代の生活や家族の影響などを紹介。
②上京後の活動
英語や文学、仏教に関する活動など、上京後の楚人冠の歩みを紹介。
③ジャーナリスト楚人冠
楚人冠は東京朝日新聞社に入社後、亡くなるまでジャーナリストとして活躍しました。縮刷版の作成や『アサヒグラフ』創刊などの活動を紹介します。
④我孫子での暮らし
(晩年)
1920年代からは、我孫子に移住し、自然豊かな手賀沼のほとりで、我孫子の村人たちとの交流を楽しみました。

 展示資料の『湖畔吟』は、我孫子での暮らしの様子を綴った随筆です。楚人冠だけでなく、当時我孫子に住すんでいた人々の暮らしぶりまでもが、手に取るように分かります。

 楚人冠が遺した書簡や書籍などの資料を、子供向けパネルで解説します。楚人冠の人生を楽しく学べる展示です

【杉村楚人冠】

 明治・大正・昭和にかけて活躍した東京朝日新聞社のジャーナリストです。日本の新聞界に大きな影響を与えた人物です。自然を愛し、文化や教育にも熱心でした。

 本名は、杉村広太郎。

【展示】

〇書簡…人生の節目に送られた、友人や仕事仲間からの手紙

〇アサヒグラフ創刊号

〇随筆 湖畔吟の紹介…我孫子での生活や自然への愛情が綴られた作品

 展示に合わせて『我孫子市文化財報告第24集 漫画で解説!楚人冠ってどんな人?』を販売中!記念館で目録と報告書を手に取り、展示をめぐってみてはいかがでしょうか。

 杉村楚人冠が晩年過ごした我孫子の書斎をイメージした特設コーナーにて、来館記念スタンプをご用意しています。

日時
令和7年9月21日(日)まで
9時から16時30分(入館は16時まで)毎週月曜日休館
入館料
一般300円・高校・大学生200円・中学生以下無料
場所
我孫子市緑2-5-5

・JR常磐線・成田線我孫子駅 南口下車徒歩9分

・阪東バス 緑一丁目またはアビスタ前下車徒歩5分

◎駐車場…無

※公共交通機関をご利用ください。

お問い合わせ

我孫子市杉村楚人冠記念館

TEL:04-7187-1131