手軽に花を生けるアイテム「カリン」でブーケ作り
家で過ごす時間が増え、花や草木を部屋に飾ることが習慣になった人が多い中、うまく花瓶に花を生けることができないという悩みも。
華道具「カリン」はそんな悩みを解決する、手軽に花をまとめてくれるアイテムです。 網目に合わせ中心から花を挿していけば、まとまりのあるブーケになり、実際に花を生けると商品自体は目立たなくなります。
メジャーに用いられる給水スポンジとは違い、何度も抜き差ししてバランスを見ることができ、使い捨てではなく、花にも環境にも負担が少ないという仕様です。花の量や花瓶のサイズに合わせ様々な形状が設定されています。
開発したのは花林高木有限会社の高木閨子さん。フラワー教室の生徒に試作品を使ってもらいながら、素材や形状の試行錯誤を行い、辿り着いたのがゴム素材を編んだ形状。
「茎をしっかり固定し、何度も抜き差しがしやすく花がまとまるように拘って作りました」と思いを語る。
平成31年には特許を取得。 開発したきっかけは「庭に咲いている花や野草を気軽に楽しんでもらいたい」という思いから。
実際に商品を体験してもらえるフラワー教室の開催も企画しています。