今回は印西市の東南に位置する印旛地区にあるあじさい通りを鎌苅から師戸へ散歩しました。
この時期のアジサイは、剪定された枝に若葉が芽吹き、くるりと巻いた若葉はつやつやしています。そして、梅雨になると紫・水色・白・ピンクと色とりどりのアジサイが道の両側に美しく咲き誇ります。
種類も豊富でヤマアジサイ・ガクアジサイなどがあります。色鮮やかで見事です。特に雨あがりのアジサイは、太陽の光できらきら輝いて見えます。
また、早朝は朝日とあじさいについた朝露が反射し、より鮮やかな色を見せてくれます。見頃は6月中旬頃から7月中旬頃です。
「あじさい通り」の看板から鎌苅・師戸方向に続きます。通りを進むと右側小道すぐに鎌苅の宗像神社があります。印西市には、宗像神社がいくつかあります。 宗像神社を後にゆっくり進むと足元には、たんぽぽ・カラスノエンドウなどの野草が咲いていたので立ち止まってみるとふと懐かしい感じがしました。この辺りまで木々の緑があじさいをよりいっそう引きたてます。
師戸に入ると、視界が広がりまた違った光景が楽しめます。そして、師戸の龍ヶ谷橋信号手前で折り返すと右側には千葉県で一番大きい沼、印旛沼が広がります。深呼吸をして遠くの方まで眺めていると、とても気持ちがいいものです。
鎌苅の「あじさい通り」看板から師戸の看板まで片道約4㎞でした。少し足を延ばすと、千葉県立印旛沼公園があります。展望台から西印旛沼が一望できます。 沿道に咲くアジサイを満喫しながらのんびり散歩してみてはいかがでしょうか。日頃、車では気づかない小さな発見が見つかるかもしれません。
アジサイ
アジサイは、万葉集で2首詠まれ、平安時代以降になるとしばしば詠まれるようになりました。市町村の花・木にも制定されていてとても身近な花です。
◆アジサイ… 一般的に植えられている球状のアジサイはセイヨウアジサイ。花びらに見えるものは萼(がく)で、真中にあるのが花。
◆ガクアジサイ… 周辺の花びらだけが開きます。それがちょうど額縁のように見える。
◆ヤマアジサイ… 花びら状の萼(がく)をもつ装飾花に囲まれた小花を多数つける。
◆アジサイの色… 土壌が酸性なら青色系、アルカリ性なら赤色系。
◎場所…印旛地区(鎌苅・古谷・岩戸線道路沿い)
◎最寄りの駅…北総線日本医大駅から徒歩15分
※外出についてのお願い
①コロナウイルス感染拡大防止に配慮し、国・県・市の方針を確認してください。
②公共のマナーを守ってください。