旧井上家住宅「お茶会」
- 日時
- ①11時~②11時35分~
※各回約30分、受付は開始の15分前から。 - 場所
- 旧井上家住宅母屋(我孫子市相島新田1)
※大型観光バスが停車できる駐車場完備(手賀沼ふれあいラインより)
交通案内
●電車の場合
JR常磐線上野駅→JR成田線我孫子駅→布佐駅南口下車・徒歩約20分(布佐駅南口→市民図書館→布佐下通り→旧井上家住宅)
●車の場合
常磐自動車道(柏インターチェンジ)→国道16号桜台左折→手賀沼ふれあいライン(約13.5㎞左側。専用駐車場あり)
- 席主
- 布佐中学校生徒
- 定員
- 各回先着15人(要申込)3月6日(月)より受付中
- 費用
- 400円
旧井上家住宅とは
旧井上家住宅は、我孫子市の東端にあります。この辺りは江戸時代中期から手賀沼の干拓が行われたところです。
井上家は、江戸時代前期から江戸尾張町(現:銀座)で食料雑貨商「近江屋」を営んでいましたが、4代目の井上佐次兵衛の代に「享保の改革」の一環として実施された手賀沼の干拓事業に参入し、この地に移住しました。
旧井上家の敷地には、9棟の歴史的建造物が現存しています。大規模な母屋は、敷地の西側北寄りに東に面して建ち、南側には端正な庭園が設けられています。東側には一段高くした地盤で洪水対策のために築いた水塚(みづか)の上に二番土蔵があり、その南側に新土蔵が並びます。敷地の北端には油を漉す作業場だった旧漉場(こしば)が残っています。
表門は東側北寄りに設けられており、両側には袖塀が取り付き、北側の旧道境にも外塀が延び、母屋の北側に裏門が開かれています。このうち母屋と表門、二番土蔵は江戸末期、旧漉場と裏門及び裏門両脇の屋根塀などが大正後期、新土蔵と庭門及び両脇屋根塀が昭和初期に建設されたものです。いずれも風格と格式を具えた良質の建築であり、きわめてよい状態で保存されてきました。
手賀沼開墾事業に尽くした豪農のくらしと屋敷景観を今日にとどめる貴重な建物であると評価され、市指定文化財となって一部公開されています。
旧井上家住宅のご利用案内
旧井上家住宅は、現在整備中ですが一部公開という形で、当時の面影を残す建物や門、中庭などご覧いただけます。入場は無料です。
- 公開日時
- 火曜~日曜日9時~16時
※入場は15時30分まで。月曜日・年末年始は閉館。ただし、月曜日が祝日の場合は次の平日が閉館。